やっぱり拳銃が好き

私、ジョンは2010年の秋、北○○で飲んでる途中突然の病に倒れ路上にへたりこんだ。

１ヶ月入院して自宅療養半月、会社に戻ったら待っていたのは上司の「しばらく事務所でデスクワークをしなさい。」とのお言葉、しかし療養中思っていたことは人は簡単に死ぬ、ならば好きなことをしようと、上司を説き伏せ１ヶ月で以前とおなじ現場仕事に復帰した。
仕事は好きな部署に戻ったものの、趣味で自分の好きなことってなんだ？

バブルのつめあとが完全に癒えきらない私は最大の趣味であったクルマやバイクに趣味と呼べるほどのことができる財が無い。
酒?ギャンブル？ それも日常的なことで趣味とは言え無い。
自分の好きなことってなんだ？
模索する毎日を過ごしている時、東日本大震災が起きた。

やはり、人は簡単に死ぬ、自分がやり残したことは?
時ほぼ同じくして自分の影響でモデルガンとかが好きになったのに、自分がほとんど興味を無くしてからもgun誌に定期的に目を通していた弟から国際出版が潰れてgun誌も休刊になることを聞かされ、取り合えず最後のgun誌に目を通そうと神田の本屋へ足を運んだ。

たくさんのバックナンバーからgun誌の最後の号を探し当てる前にそれ以外の雑誌に引っ掛かり立ち読みをしているとある記事に目が止まった。
コンバットマガジンかアームズマガジンどっちか忘れたが、そこにはアメリカのどこかのコンバットシューティングスクールで最初の銃の扱いを教える座学でウエスタンアームズのガスガンのガバメントを使っているとのことがしるしてあった。
「なにそれ、絶対欲しいじゃん。」
自分の中に何十年ぶりかにオモチャの鉄砲が欲しいという感情が沸き起こった。